「ホテルdeマルシェ」大阪新阪急ホテルさんとタイアップ 8月9日(土曜)
2014.08.14|今週の市場情報
8月9日の土曜日、大阪新阪急ホテルで、「ホテルdeマルシェ」が開かれました。
北は北海道から、南は鹿児島まで、全国21か所の各産地からご自慢の野菜や果物が
集められ、それをホテルの腕自慢のシェフたちが、
目の前で料理してくれるという、業界初のイベントです。
当日は、台風11号の接近で、淀川花火大会も中止になるほどのあいにくのお天気でしたが、
イベントは、予定通り開かれました。?
オープニングセレモニーでは、市場のゆるキャラ「せりちゃん」や、
大阪府のゆるキャラ「元モッピー」、それにくまもんなども集まり、にぎやかなスタートとなりました。?
?今年は、新阪急ホテルさんがちょうど開業50周年ということもあり、
ちょっとしたご縁で、新阪急ホテルさんと、大阪府中央卸売市場とのタイアップ企画が実現しました。
広いホテル宴会場には、全国21か所もの産地から、届けられた野菜や果物が並び、
各産地のブースにはそれぞれ、ホテルのシェフが張り付いて、
産地自慢の食材を使って、飛び切り美味しい料理を目の前で作ってくれました。
人気のブースにはあっと言う間に人だかりというシーンも見られました。?
なすびやオクラ、茗荷(みょうが)、しょうが、にら、・・・・・。
高知県のこの時期の農産物が並べられたブースの横で、
「米茄子田楽 ニラ味噌と茗荷添え」という美味しい料理が
わずか500円で食べられました。?
岐阜県のコーナーでは、飛騨ブランドのほうれん草とトマトを使って、
「肉厚バターほうれん草としゅわっとトマトのホットパフェ」という
ホテルシェフの技の利いた一品がこれまた500円で食べられました。?
兵庫県のブースでは、淡路産のあまーい玉ねぎを使って、
「淡路島玉ねぎと鱧の吉野餡掛け 揚げ素麺添え」がこれまた500円で食べられました。?
?産地が21か所も一同に会して「産地フェア」を開くのはもちろん、初の試みでもありました。
また、その特色ある食材を使って、創作料理をシェフが目の前で作ってくれるというのも
これまたホテルさんにとっても初の試みということでした。?
大阪のブースでは、「水ナスと紅ずいきの水餃子」。
スープが何とも言えない深い味わいで、人気を集めていました。
水ナスとズイキで、餃子?
さすがわ、一流ホテルのシェフです。
ユニークな発想で、飛び切りのごちそうを作ってくれていました。?
徳島県のブースでは、「阿波尾鶏と生椎茸の串焼き すだち添え」と
これまた、徳島県産の有名どころをうまく集めて一品を作っていただきました。?
ホテルのシェフが作って、そのままサービスしてくれもしました。
ごちそうの秘密をちょこっと聞かせてもくださいました。
ホテルのシェフの人とこんな風に会話することがないので、
とても楽しい食事ともなりました。?
?
下の写真は、長野県ブースの「長野県産茸(きのこ)とオマール海老のフリカッセ」。
茸とスープと海老と、絶妙の組み合わせ。
大変なごちそうです。?
鹿児島県ブースの「新ごぼうのスープ フォアグラ添えトリュフの香り」
ごぼうがこんなにも華麗に変身するのかという驚きの一品でした。
山形県のブースでは、「だだちゃ豆のアイス スイカのスープ仕立て」
だだちゃ豆という枝豆のアイスは何ともいえない風味で
カップのアイスで、1個500円出してでも食べたい!そんなパンチのあるアイスでした。
しかもそれが、山形県・尾花沢産のジューシーなスイカのスープ仕立てになってます。
ホテルらしい「仕立て」というメニューが食欲を余計にそそります。
各産地のコーナーでは、野菜や果物の他、地元の名産品などの即売会も行われました。
8人ほどの若い女性のグループの方たちも、各地の食を存分に楽しまれていました。
「ホテルのイベントだけあって、料理の味が本格的でした。
また各都道府県から来られているお店の方とお話しできたのも面白かったです。」
「こあんなにおいしい物を食べれたし、各地の物産品を知ることも、買うこともできました。
めっちゃお得でした。
台風の中、友達と一緒にやってきて、大正解!でした。」?
?ドリンク類はビールやウイスキー、それにソフトドリンク類も用意されていました。
ビールはぐびっと美味しかったです。?
お子さん一人に、女性が三人。
「たっくさーん、いただきました。」
「どれもこれも美味しいです。
熊本の「黒毛和牛「和王」と熊本銘柄米のすき焼き丼」、
それに、群馬県の「嬬恋村産煮込みキャベツの変わりカツサンド」
愛媛県の「しめ豆腐のマーボー豆腐丼」・・・
肉類を中心にいただきました!
ごちそうさまです。おしっかったし、楽しかったです。」?
?ゆるキャラのくまもんは、相変わらず大人気。
くまもんの周りにはすぐに人だかりができていました。
と思いきや、市場のゆるキャラ「せりちゃん」の人気もすごいものです。
せりちゃんとくまもんの「黄金コンビ」なると、もうカメラがぐぐぐーと迫ってきています。?
?この日、8月9日は、順調にいけば、淀川の花火大会。
ホテルの宿泊予定者の中には、浴衣(ゆかた)を予約して、花火見物を、と楽しみにしていたかたも大勢おられたようです。
あいにくその花火の打ち上げは中止となりましたが、
ホテル宿泊予約客だったこの3人の女性の方は、
花火の代わりに、このマルシェを存分に楽しんでいただけたようです。
?どっかーん! どっかーん!
「おいしい!」「楽しい!」
「ごちそういーっぱい!!」?
ホテルの外の看板を見て、たまたま立ち寄ったというお二人。
「全国の産地のものが集まり、シェフの人が腕によりをかけて作ってくださったごちそうを
こんな風に手軽にいただけて、とてもハッピーです。
ふらっと立ち寄って掘り出しもを見つけた気分です。」
「あー、おいしかったー」?
「また、やってほしい!」
和歌山県のブースでは、梅花女子大学の学生さんが桃とイチジクを使った
梅花オリジナルスイーツをふるまってくれました。?
?梅花の学生さんが作ってくれたスイーツは8種類もあり、
お客さんの中には、ひとりで、2つ、3つと召し上がる人もいました。?
山形県の「だだちゃ豆のアイス スイカのスープ仕立て」に
いっせいにスプーンが集まっています。
「なに、これー・・・・。おいしすぎるぅ!!」
?「カップアイスでこんなのがあったら、もう癖になりまくりぃ~」
美味しいものをいただいて、さらに、各地区の美味しい食材も手に入れて
ホクホク顔をお客さんたち。
「シェフのごちそうと産地の食材のお買いもの。
愛媛県の甘とう美人や大分県のべっぴんネギ、なーんて素敵なブランドがあることを知りました。
こんなに「おいしい企画」は、ずっと続けてほしいです!!! 」
?当日は、近畿に台風が直撃するという大変な状況でしたが、
ご来場いただきましたお客様には、大変喜んでいただきました。
皆様、ほんとうに、ありがとうございました。
ご協力いただきました、各産地のみなさま。
北から順に、
北海道、山形県、福島県、群馬県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、大阪府、兵庫県、
和歌山県、島根県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、
宮崎県、鹿児島県のみなまさです。
(※人物写真は、ご本人の了解を得たものに限り掲載させていただいます。)?